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胃のバリウム検診では、早期癌の発見は困難です。
胃内視鏡検診による胃ガンや食道ガンの発見率は、 およそ1%(全国平均)です。
ところがバリウム検診になると、発見率は 0.1%以下にまで落ちてしまします(豊島区健診センター、胃バリウム検診、過去10年の成績より算出)。
仮に一年で5000人の胃癌検診をすると、内視鏡学会認定医、専門医ならば、胃内視鏡で毎年およそ50人の癌が発見されます。
しかし、バリウム検診では毎年5人は発見できますが、45人の癌を見落としています。(豊島区検診センター、胃バリウム検診、過去10年の成績より算出)
(註)豊島区の胃バリウム検診の成績だけが特別に劣っているわけではありません。
元々、全国津々浦々のバリウム検査自体が古い検診方法で、50年前からほとんど進歩が無いため、日進月歩で技術革新している内視鏡検査に遠く置いて行かれているのです。
当院の胃内視鏡の件数はおよそ年間300件です
当院は経口で内視鏡を行っています。十分な静脈麻酔下に行いますので、苦痛はありません。
ヘリコバクターピロリ菌(ピロリ菌)の感染によって、胃がんが発生しますので、胃カメラを施行する際には、ピロリ菌感染の有無も検査いたします。
胃内視鏡の検査後は体内に若干麻酔が残りますので、自家用車や自転車での帰宅はおやめください。 |